今年のヨーロッパ選手権を制したのは、ワールドリーグで9位に終わったセルビア。準決勝ではロシアとの壮絶なフルセットに競り勝って、決勝でイタリアに逆転勝ち。ユーゴスラビアとして2000年のシドニー・オリンピックで優勝を飾ったメンバーで、世界最高の選手の一人とも言われたミリュコビッチ・イバンは今なお健在。得点源として活躍を果たすとヨーロッパ選手権のMVPに輝いて、再び日本のファンの前にも姿を現してくれる期待が高まっている（今年のワールドリーグは不出場）。そして、勝負どころで、ブロック力が相手の脅威となるセルビアの壁は、若きミドルブロッカーのポドラスチャニン・マルコが務める。ディフェンス力に優れたサイドアタッカーたちを起点に、ミスの少ない、力強い攻撃を展開するセルビアが、再び一時代を築く日は遠くないかもしれない。

※FIVB世界ランキングは、2011年10月2日付

チームマネージャー	ラスロ・ルカッチ
監督	イゴル・コラコビッチ
コーチ	ジェリコ・ブラトビッチ
ドクター	リュバン・マルティノビッチ
トレーナー	アレクサンダル・ポチェコビッチ

背番号	名前	シャツネーム	生年月日	年齢	身長	体重	スパイク ジャンプ	ブロック ジャンプ	所属
1	ニコラ・コバチェビッチ	KOVACEVIC N.	1983.2.14	28	193	78	350	340	Gubernia Nizhniy Novgorod
2	ウロシュ・コバチェビッチ	KOVACEVIC U.	1993.5.6	18	197	90	340	310	ACH Volley Bled
3	ミロシュ・ベミッチ	VEMIC	1987.3.8	24	202	90	338	320	VfB Friedrichshafen
4	ニコラ・ミヤイロビッチ	MIJAILOVIC	1989.8.8	22	191	85	345	330	Partizan Beograd
5	ブラド・ペトコビッチ	PETKOVIC Vl.	1983.1.6	28	198	97	325	318	Umbria Volley srl
6	ミロシュ・テルジッチ	TERZIC	1987.6.13	24	202	88	340	320	Tours Volleyball
7	ドラガン・スタンコビッチ	STANKOVIC	1985.10.18	26	205	80	343	333	A.S.Volley Lube SRL
L8	フィリップ・ブイッチ	VUJIC	1989.10.17	22	191	85	335	315	Crvena Zvezda Beograd
9	ニコラ・ヨボビッチ	JOVOVIC	1992.2.13	19	197	75	335	315	VfB Friedrichshafen
10	ミロシュ・ニキッチ	NIKIC	1986.3.31	25	194	79	350	330	Gabeca Pallavolo SPA
11	ミハイロ・ミティッチ	MITIC	1990.9.17	21	201	90	335	320	Crvena Zvezda Beograd
12	ミラン・ラジッチ	RASIC	1985.2.2	26	205	86	340	320	ACH Volley Bled
13	トミスラブ・ドキッチ	DOKIC	1986.2.27	25	204	97	355	325	Foinikas SC Syros Isleand
C14	イバン・ミリュコビッチ	MILJKOVIC	1979.9.13	32	206	104	354	333	Fenerbahce Istabul
15	ミラン・カティッチ	KATIC	1993.10.22	18	201	90	345	325	Vojvodina NS Seme
16	アレクサンダル・アタナシエビッチ	ATANASIJEVIC	1991.9.4	20	201	84	345	320	KPS SKRA Belchatow
17	ボリスラフ・ペトロビッチ	PETROVIC	1988.1.6	23	201	96	350	330	Stade Poitevin VB Pro
18	マルコ・ポドラスチャニン	PODRASCANIN	1987.8.29	24	204	92	343	326	A.S.Volley Lube SRL
L19	ニコラ・ロジッチ	ROSIC	1984.8.5	27	192	85	328	315	VfB Friedrichshafen
20	ネマニア・ラドビッチ	RADOVIC	1990.12.26	20	202	94	342	318	Radnicki CB Kragujevac

※エントリーメンバー20名は14名に絞られ、各試合には14名の中から12名（内リベロ0〜2名）が出場いたします。