TOP > NEWS記事一覧 > FIVBワールドカップ2011 記者発表・番組制作発表を開催
2011年10月20日
「FIVBワールドカップ2011」の開幕(11月4日)まであと15日に迫った10月20日、「FIVBワールドカップ2011 日本バレーボール協会記者発表・フジテレビ番組制作発表」が東京・台場のフジテレビにて行われました。
全日本女子チームから眞鍋政義監督、キャプテン・荒木絵里香選手をはじめ選手15名、全日本男子チームから植田辰哉監督、キャプテン宇佐美大輔選手をはじめ選手15名、実況アナウンサー、解説者・リポーター、スペシャルサポーターらが一堂に会し、大会に向けて「こころをひとつ」にしました。
記者発表では、全日本女子チーム、全日本男子チームの新ユニフォームがそれぞれ初お披露目に。女子のユニフォーム(提供:ミズノ株式会社)は、赤・白・黒の3色で展開され、背番号とシャツネームが美しく立体的に見える、「3Dマーキング手法」が取り入れられています。また男子のユニフォーム(提供:株式会社アシックス)のデザインのテーマは「TSUBASA(ツバサ)」。全日本選手が世界の舞台で羽ばたいてほしいという期待が込められ、大空を自由に駆け巡る翼がイメージされています。
眞鍋監督は「2週間後に迫った本番に向けて、選手たちは全員順調に仕上がってきている。日本は身長が低いため、拾って拾いまくりリズムを掴み、1点が2点、3点に繋がるようなプレーで盛り上がっていきたい。とにかく死に物狂いで3位以内に入り、ロンドンオリンピックの出場権を取りにいく覚悟」と力を込めました。
植田監督は「全日本を指揮して8年目。昨年から選手たちの意識改革をしてきて効果が現れている。選手たちの自覚も出てきた。コーチ陣と一緒にディフェンス、ブロックに力を入れてきた成果が出てきていると思う。ワールドカップでは我々の最高のバレーを見せる」と決意を示しました。
ワールドカップは、女子大会が11月4日に広島(広島サンプラザホール)に開幕し、日本は初戦で前回大会チャンピオンのイタリアと対戦します。男子大会は11月20日に名古屋(日本ガイシホール)でスタートし、日本は初戦でアジア選手権優勝のイランと対戦します。
日本戦の全試合は、ゴールデンタイムにフジテレビで独占放送されます。会場で、そしてテレビの前で、火の鳥NIPPONと龍神NIPPONに大きなご声援をお願いします!!
◎選手のコメント
◆キャプテン・荒木絵里香選手
「監督を中心に、選手、スタッフ全員でチーム一丸となり、ロンドンオリンピックの出場権を獲得したい。3月の東日本大震災の被災地の皆さんをはじめ、多くの人たちのために、ワールドカップで日の丸を背負って懸命に戦う姿を見せたい」
◆木村沙織選手
「コンディションは徐々に上向き。チームのムードはとてもいい状態で、ワールドカップに向けたいい準備ができている。これまでのどの試合よりも、自分がチームを引っ張っていけるようにしたい」
◆竹下佳江選手
「山本(愛)、井上(香織)とけが人が出てしまったが、皆でカバーしていかなければならない。ディフェンスの練習はこれまで最多の時間を取ってやってきた。必死になってオリンピックの切符を取りにいく」
◆キャプテン・宇佐美大輔選手
「今回のワールドカップでは、すべての試合が厳しい戦いとなると思う。これは選手全員が認識している。自分たちのできることをすべて出し切り、震災に遭った被災地の人たちに元気を与えられるよう、必死で戦う」
◆清水邦広選手
「左ひざのけがは9割以上回復している。アジア選手権ではチームに合流できず、迷惑をかけた分、その悔しさとやる気をワールドカップにぶつけようと思っている。ファンの皆さんには感動するような元気いっぱいのプレーをお見せしたい」
◆八子大輔選手
「2年前(2009年)のワールドグランドチャンピオンズカップで全日本に初めて選ばれたが、コートにはあまり立てなかった。力の無さに悩んだが、今回は絶対に試合に出て活躍をしたい。期待してほしい」